たまし・ぬぎたさ (感嘆詞・驚き7)

[魂が抜けたよ → びっくりしたさ]

たまし・ぬぎたさ=魂が抜けたよ今回は、「感嘆詞」ではないですが、“うちなーぐち”の「驚きの表現」を集めてみました。

死ぬほどびっくりした、というのを、沖縄では「たまし・ぬぎたん」[(体から)魂が抜けた]と言います。
例えば、うちなーの大きなゴキブリ(ヒーラー)が、目の野前に飛んできたときや、子供がけがしたことを聞かされた時など、瞬間的な驚きのあと、落ち着いたところで、「たまし・ぬぎたさ」[魂が抜けたよ → びっくりしたさ]と少し安堵感を込めて出てくる“うちなーぐち”です。

◇例文

たまし・ぬぎたさ
[魂が抜けたよ → びっくりしたさ]

あきさみよー、たまし・ぬぎたん!
[あぁー、びっくりした!]

まぶい・うとぅちゃん
[魂を落とした → とても驚いた]

でーじ・しかます!
[とても、びっくりした]
しかむん=おじける、びっくりする

でーじ・どぅまんぎたん!
[とても、びっくりした]
どぅまんぐぃゆん=うろたえる、あわてる、狼狽する
どぅまんぐゎすん=うろたえさせる、あわてさせる

◇メモ

タマシーとマブイ難しい「タマシ」「マブイ」
タマシ : 魂、精神、人としての心
マブイ : 霊魂(肉体と別に、肉体から遊離したり、死後も存続すると考えられている魂のこと)、“マブヤー”ともいう。

「タマシー」は死んだ人の霊魂で、「マブイ」は生きている人の霊魂という説明を聞いたことはあるが、その区別だけで使用しているようには思えない。いわゆる“テーゲー”で、ごちゃ混ぜで使っているように感じます。