でーだかー/でーやしー

[高価な物/安物]

でーだかー/でーやしー=高価な物/安物「でー」(代)だけで、代金・値段の意味で、それに「たかさん」「やっさん」がつくと、「でーだかー」高価な物、値のはるもの]、「でーやしー」安物、値段の安いもの]という意味の“うちなーぐち”(沖縄方言)になります。

「でーだかー」は、「でーだかむん」とも言いますが、さらなる高級品という感じがします。

形容詞の語幹を長音化(語尾を伸ばす)すると、「その状態にあるもの」を表す名詞になります。

たかさん [高い] たかー [高いもの]
ぐなさん [小さい] ぐなー [小さいもの]
ながさん [長い] ながー [長いもの]
ちゅらさん [美しい] ちゅらー [美人]

◇例文

くれー、でーじ・でーだかー
[これは、とても高価な物だよ]

くぬ・しまー・や、でーだかー・やいびーん
[この泡盛は、高価な物ですよ]

あんし、でーやしー・やる
[なんて、安い物だろう]
あんし=なんて、そんなに、それほど

でーやしー・や、あいびーみ
[安い物はありますか?]

あいびーん / ねーびらん
[あります / ないです]

くり、やっさい・びーん・どー
[これは安いですよ]

あんし、でーだかーむん・こーてぃ、もっち・ちゃーすが
[こんなに高価な物、買ってきて、持って、どうするの?]

でーやしー・こーてぃー、しぐ・やんりたん
[安物を買って、すぐ壊れよった]
やんりーん=壊れる

いちゃんだ・むん・や、でーだか・むん
[ただの物は高価な物 → ただより高い物はない]

◇メモ

心のサイフモノの値段を見るとき、単に「いくらかな?」だけでなく、それは自分の欲求をどれだけ満たしてくれるか?と考えましょう!
「あなたにとっての善しあし」で値段の感じ方は違ってきます。

1,000円の本が、本に興味がない人は「でーだかー」と感じるし、知識を深める本と思う人は「でーやしー」と感じます。

「心のサイフ」によって、値段の感じ方が違ってきますから、「買いたい気持ち」と「値段」をしっかり見比べてみましょう。