んだ (感嘆詞) – 沖縄の心(しまぬくくる) 「うちなーぐち・ウチナーグチ・島言葉・沖縄方言」の紹介


[こら、どれ、えーと]

んだ「だー」の相手の行動をうながす意味と似ていますが、「んだ」のほうは、責めの気持ちが入っています。「こら」「こいつめ」という意味を含んでいますが、すごく怒っているわけではなく、軽く「こらっ」という感じです。
自分自身にかけ声を掛けるように「んだ」を自身に対して用いることもあります。

◇例文

んだ、くまんかい・くーわ
[こら、こっちに来なさい]

んだ、すぐてぃ・とぅらさ
[こら、ぶったろか]
軽く打つまねをしながらいう言葉

んだ、くにひゃー・や
[こら、こいつめ]
語気を荒く脅す言い方

んだ、わんねー、んじくー
[どれ、俺は出かけてくるねー]

んだ、あんがやらー
[えーと、そうかなぁ]

◇メモ

「ん」【ん】から始まる“うちなーぐち”(沖縄方言)
んかし [昔]
んじゃすん [出す]
んじゃりむん [乱暴者]
んま [馬]
んまが [孫]
んまりーん [生まれる]
んむ [芋]