にんじみ・そーれー – 沖縄の心(しまぬくくる) 「うちなーぐち・ウチナーグチ・島言葉・沖縄方言」の紹介


[寝てください] (おやすみなさい 1)

にんじみ・そーれーにんじゅん=寝る、眠る
直訳すると、[寝てください]という丁寧な言い方から、[おやすみなさい]となります。母親が祖父母に対して、あるいは、来客者に対して使います。子供が親に対して、「にんじみ・そーれー」というのは変ですよね。

また、親が子供に対しては、「にんでー」[寝なさい]となります。(目下に対しての使い方)

誰にでも使える[おやすみなさい]という言い方は、“うちなーぐち”(沖縄方言)では、ないんですね。

◇例文

にんじみ・そーれー play
[寝てください → おやすみなさい]

なー、にんでー
[もう寝なさい](子供に対して)

十時ないるむん、なー・にんだなー play
[十時になるから、もう寝よう]

ちゅーや、ふぇーべーとぅ・にんじみ・そーれー play
[今日は、早々とおやすみなさい]

布団ふぃち、にんじゅん・どー play
[布団ひいて、眠るよー]
ふぃちゅん=引く

にんたい・うきたい・しちょーん play
[寝たり起きたりしている]

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

夜型社会早寝早起きは健康の源。これは大人も一緒だと思いますが、沖縄の子ども達の就寝時間は遅いですよね〜。
“夜型社会”といわれる沖縄で、幼児までもが睡眠不足・・・。

親も子も適切な時間に適切に睡眠をとる環境には、家族一緒に電気を消して、一斉に寝るのが一番です。そのような家庭環境であれば、子どもたちに努力する必要なしに、眠りますから。

親のわがままで、躾(しつけ)を放置してはいけません・・・と思いますが、いかがでしょうか?(いろいろ事情はあるでしょうけど・・・)