買い物・食事

むぬ/むん (食べ物)

 [食べ物・食事・ご飯]

むぬ/むん=食べ物・食事・ご飯食べ物としての意味になる“むぬ/むん”です。
むのー”と伸ばした言い方に変化するときもあります。

“物(むぬ/むん)”には、[食べ物・食事]としての意味以外に、
もの・物としての“むぬ/むん
人物としての“むぬ/むん
物事としての“むぬ/むん
があります。

◇関連語

むぬ・すがい play
[食事の準備・支度]
すがい=服装・身なり、準備・支度

むぬ・にーん
[食事を作る](物煮る)

むぬ・ぐし play
[食べものの好き嫌い](物癖)

むぬ・ぐしさー
[食べものの好き嫌いが激しい人]

むぬ・いみ play
[食べ物を欲しがること]
いみ ← いみゆん=催促する

むぬ・くーやー
[ものごい、こじき](物乞い者)

むぬ・はかはかー play
[吐き気がするさま](物吐こう吐こう)

むぬ・はちぶさん
[吐き気がする、胸がむかつく](物吐き欲しい)

むぬ・ふさ play
[物欲しそうにすること、食べ物を欲しがること](物欲しげ)

むぬ・かむん
[ご飯を食べる](物噛む)

◇例文

むのー・まーさみ play
[物はうまいか → 食欲はあるか?]
相手の体調を気遣うときに使う言葉
食欲があれば体調がよいという意味合いから、尋ねる言葉

ちゅーや、どぅーくる、むぬ・すがい・しーよー play
[今日は、自分で食事の支度しなさいよ]

くぬっくゎー、むぬ・ぐしさー・なてぃ、どぅー・やふぁらさん play
[この子は、好き嫌いがあって、身体が弱い]
やふぁらさん=柔らかい
どぅー・やふぁらさん=身体が弱い、病弱である

むぬ・ぐしさー・や、あり・かまん、くり・かまん play
[(食べ物の)好き嫌いする人は、あれ食べない、これ食べない]

むぬ・いみ・ぬ、うふさん play
[食べものを欲しがるのが多い]
うふさん=多い

むぬ・はちぶこーねーん、しわ・ねーらん play
[吐き気はない、心配ないよ]

むぬ・ふさ・そーんねー・っし、ふーじぇーねー・らんどー play
[物欲しそうにすると、みっともないよ]
ふーじぇーねーん=みっともない

むぬ・ふーさぎさ、さんけー play
[物欲しそうに、しないで]

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

うちなー料理・沖縄料理沖縄料理も、沖縄ブームもあり全国的に知られるようになりました。
うちなー料理の特徴として「豚肉」が多く使われ、「豚の鳴き声以外はすべて食べる」といわれるほどです。また、“あじくーたー”といわれる油っぽい濃い味が特徴です。沖縄のチャンプルー文化(ごちゃまぜ文化)は、歴史的背景から中国、東南アジア、アメリカの影響を受けていた料理が多いのです。

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むぬ/むん (もの・物)

[もの、物]

むぬ/むん=もの、物物質・物体としての[もの、物]という意味です。
【3母音化の原則】にピッタリとはまっている言葉で、“物”(もの)→(むぬ)に変化したわけです。“むん”は、“”むぬ”より言いやすいように変化したものと思われます。

「物」がつく“うちなーぐち”(沖縄方言)】
こーいむん[買い物]、 くぇーむん[食べ物](食い物)、 ぬみむん[飲み物]、ないむん[果物、果実]、 やちむん[焼き物、陶器]、 いーりむん[おもちゃ]、たからむん[宝物]、 わしりむん[忘れ物]、 ぬくいむん[残り物]、 あれーむん[洗い物、洗濯物]、 まじむん[魔物、悪霊の総称]

【「物」がつくけど、“むぬ/むん”がつかない“うちなーぐち”(沖縄方言)】
ちん[着物]、 ぬぬ[織物]

また、“うちなーむん”と言えば、沖縄の物 → 沖縄県産品という意味でよく使われます。

“物(むぬ/むん)”には、[もの、物]としての意味以外に、
食べ物としての“むぬ/むん
人物としての“むぬ/むん
物事としての“むぬ/むん
があります。

【3母音化の原則】
標準語 → 沖縄語
「エ」段音 → 「イ」段音
「オ」段音 → 「ウ」段音

◇関連語

いー・むん、やな・むん play
[いい物、悪い物]

むぬ・うとぅ
[ものおと、物音]
主として、不幸などを知らせる予言的な音をいい、「ちぐとぅ」とも言う

むぬ・あたらさ play
[物を大事・大切にすること]
あたらさん=大切である

むぬ・あたらさー
[物を大事にする人]

◇例文

いゃー・むん、わー・むん play
[お前のもの、俺のもの]

いっぺー、みじらし・むん、やいびーさー・やー play
[とても珍しい物ですね]

ぬーがな、むぬうとぅ・ぬ・ちかりーん play
[何か物音が聞こえる]

むぬうとぅ・ぬ・すたしが、ぬすどー・あらに play
[物音がしたけど、ドロボーじゃないか?]

むぬ・あたらさっし、くさらち・ねーん play
[大切にしすぎて腐らせてしまった]

しーじゃー・や、むぬあたらさ・すくとぅ、ぬーやてぃ・ながむち・すん play
[年上の人は物を大切にするから何でも長持ちする]

むぬあたらさー・や、あるっさ・うちきとーん play
[物を大事にする人は、あるものみんな置いてある]
うちきゆん=物を置く

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

シンプル・ライフ今はなんでも手に入る時代ですから、物をたくさんもつ豊かさより、物を持たない気楽さのほうがいいのではないでしょうか。
1つも持たないわけではなく、本当に必要な物だけを持ち、物を持たないシンプル・ライフはいかがですか。

・本人がごみだと気づいていないごみがある。
・「いつか使うかもしれない物」にかぎって、一生使うことはない。
・「使うか使わないか」を基準に考えよう。
・中途半端な物は、出番も中途半端。
・自分が必要だと思い込んでいるだけ、なくなっても困らない。
・最後に残った物が、本当に必要な物である。

捨てるのがもったいなら、買う段階で改めて考えることが必要ですよね。
なかなか実践は難しいですが、徐々に~。

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しーぶん

[おまけ]

しーぶん=おまけおまけ。売買で余分に添えてやるサービスの意味です。
沖縄の平和通り(公設市場)道の駅などで買い物をすると、ほとんどのおばーたー「しーぶん・やさ」と言っておまけをしてくれます。当たり前のように自然に出してくれるのが、うちなーんちゅの商売なんですね。ちょっとしたことでお客さんが笑顔になる。喜んでもらえるのがうれしい。お互いに良かったと思えるWin-Win関係です。

◇例文

くれー、しーぶん・ぐゎー・やさ play
[これ、おまけねー]

しーぶん、ねーらんなー play
[おまけは、ないの?]
甘えるような声でねだるのがポイントです

しーぶん・くぃみそーれー
[サービスしてください]
値引きというより、量を増やしてくださいの意味で使われる

あまー・や、しーぶん・ぬ・うふさくとぅ、あまんじ、こーてぃ・くーわ play
[あそこは、おまけが多いから、あそこで買っておいで]

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

牧志公設市場「しーぶん」といえば、魚肉野菜の食料品を中心とした「牧志公設市場」です。沖縄の台所として戦後の沖縄を支えてきた“まちぐゎー”[市場]。チラガー(豚の顔)やイラブチャー(アオブダイ)など沖縄ならではの食材が所狭しと並んでいますし、生涯現役の「おばぁ」たちとのゆんたく[おしゃべり]もできます。話して、買って、食べる3つの楽しみができるスポットです。

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