しーぶん – 沖縄の心(しまぬくくる) 「うちなーぐち・ウチナーグチ・島言葉・沖縄方言」の紹介


[おまけ]

しーぶん=おまけおまけ。売買で余分に添えてやるサービスの意味です。
沖縄の平和通り(公設市場)道の駅などで買い物をすると、ほとんどのおばーたー「しーぶん・やさ」と言っておまけをしてくれます。当たり前のように自然に出してくれるのが、うちなーんちゅの商売なんですね。ちょっとしたことでお客さんが笑顔になる。喜んでもらえるのがうれしい。お互いに良かったと思えるWin-Win関係です。

◇例文

くれー、しーぶん・ぐゎー・やさ play
[これ、おまけねー]

しーぶん、ねーらんなー play
[おまけは、ないの?]
甘えるような声でねだるのがポイントです

しーぶん・くぃみそーれー
[サービスしてください]
値引きというより、量を増やしてくださいの意味で使われる

あまー・や、しーぶん・ぬ・うふさくとぅ、あまんじ、こーてぃ・くーわ play
[あそこは、おまけが多いから、あそこで買っておいで]

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

牧志公設市場「しーぶん」といえば、魚肉野菜の食料品を中心とした「牧志公設市場」です。沖縄の台所として戦後の沖縄を支えてきた“まちぐゎー”[市場]。チラガー(豚の顔)やイラブチャー(アオブダイ)など沖縄ならではの食材が所狭しと並んでいますし、生涯現役の「おばぁ」たちとのゆんたく[おしゃべり]もできます。話して、買って、食べる3つの楽しみができるスポットです。