じん

[お金、銭、貨幣]

じん=お金お金のことで、銭が音便変化して「じん」になったようです。「じんむち」で金持ちの意味になり、“新・うちなーぐち”(沖縄方言)では、「じん・むっちゃー」ともいいますね。

◇関連語

うふじん play
[大金、多額の金]

くーじん・ぐゎー
[小金、わずかな金、小銭]

あかじん、あかじなー play
[銅銭 → 今では十円のことをさす]
お金のうちに入らない程度の小銭の意味合いで使われる

じん・ぶくるー
[銭の袋 → 財布、巾着]
昔ですから、今みたいに立派な財布ではなく、白い布を巾着にしたような袋だったそうです。

じん・むち play
[お金持ち]

じん・くぃやー
[金をまき散らす者、やたらに銭をくれる者]
いわゆる、金羽振りがよい者のこと

じん・じけー play
[金づかい、お金の使い方]

じん・てーさー
[浪費する者、無駄遣いをする者]

じん・もーきじゅく play
[金もうけ]
もうけ塾ではありません。

じん・ぐとぅ
[お金の事]
金銭問題に発展するおそれのあることなどにいう

じん・ぬ、さんみん play
[お金の計算]
さんみん=計算、勘定

◇例文

じん、むっちょーん・なー play
[お金、持っているか?]

わんねー、じん・ねーらんどー play
[俺は、お金ないよ → 持っていないよ]

じんじけー・あらさん play
[金づかいが荒い]

ありんかい、じん、むたさらんどー play
[あれ(彼)には、お金持たせられない]

くぬ・ゆめー、じんてーさーる・やる play
[この嫁は、浪費家だよ]

じのん・たから、ぬちん・たから play
[お金も宝、命も宝]

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

カツアゲ“なつかシーサー”世代(40代)では、「じん」と“うちなーぐち”(沖縄方言)を使うのは、なんとなく中学時代の不良達とのイメージがあります。あの頃・・・那覇の街に行って不良達に呼び止められ、「えー、いったー、じん・持っちょーみ? だー、ジャンプしてみ?」[おい、おまえらお金持ってるか?それじゃあ、跳んでみろ]と言われた。・・・というをたびたび聞いたものである。不良達はカツアゲのことを「じん・かめ~」といっていた。21世紀になっても、この噂はあるのだろうか・・・。