かなさん

[かわいい、愛しい]

かなさんあらゆる愛情表現を表しいて、愛の告白から子供への愛しさまで使える素敵な“うちなーぐち”(沖縄方言)です。

うちなーぐちの「かなさん」は、[悲しい]ではなく、[かわいい、愛おしい]となりますから、間違えないようにしましょうね。(ただ、語源的には同じなのです。)

「悲しい」は、現代語では心がやんで泣けてくる辛く切ない気持ちをいいますが、古くは、切ないほどいとおしい、かわいくてならない、とても大事にしていてキュンと絞めつけられる感情で、現代語「悲しい」とうちなーぐち「かなさん」は、同じルーツだということがわかります。

琉球民謡で、前川守賢の「かなさんどー」(1983年)のヒット曲があります。
いとしいよ、かわいいよ、大切に思って、悲しいくらいの切ない気持ちで人を愛して、結婚するのがいいんです。プロポーズの言葉にいかがでしょうか?

うちなーぐち 日本語訳
忘んなよーやー
忘んなよー
我ね思とんど
かなさんどー
忘れるなよーや
忘れるなよー
私は思っているぞ
愛しているよー

「かなさんどー」は、
愛してるよー
大好きだぞー
いつも想っているぞー
大事に大切に想っているよー
という愛情を叫んでいる唄になっています。

◇例文

かなさい・びーん play
[愛しています]
丁寧に告白する時に使う

かなさん・どー
[愛しているよ]
交際を重ねてきて、愛を確認する際に言う言葉

かなさ・すん play
[かわいがる、愛する]

かなさい・びーみ
[愛していますか?]

かなーよー play
[愛する人よ]
呼びかけの時は、「かなーよー、かなーよー」と繰り返して言う

かなしー・ぐゎー
[愛おしい人]
恋人以外で、子どもや孫に対していう

わんねー、うんじゅ、かなさ・うむとー・やいびーん play
[私はあなたを愛してます]
I love you

ぬーんでぃ・いちん、とぅじぇー・いっとー・かなさん play
[なんといっても妻は一番にいとしい]
とぅじ=妻

んまがー、たーてぃくとー・ねーん、かなさん play
[孫は、誰ということではなく、かわいい]
んまがー=孫

ぬーやか、かなさしぇー、わらばーたー・やさ play
[何よりも かわいいのは、子供達です]

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

乙羽岳展望台愛する言葉から、ロマンチック・スポット「恋人の聖地」をご紹介!
今帰仁村の古宇利島とそれを望む乙羽岳展望台です。古宇利島は沖縄の「アダムとイブ伝説」発祥の島と言われ、「恋島(くいじま)」とも呼ばれています。昔むかし、島に住んでいた男の子と女の子が子供を作り、やがてその子孫たちが沖縄の島々に住み広がっていった・・・。伝説に思いをはせながら美しい景色を眺めながら、素敵なプロポーズできるでしょう。
「恋人の聖地プロジェクト」では全国111カ所が選ばれており、沖縄県からの選定は初めてです(2012年5月選定)。