むぬ/むん (人・者)

[人・者]

むぬ/むん=人、者人物としての意味になる“むぬ/むん”です。

【「むん」がつく人を表す“うちなーぐち”(沖縄方言)】
わかむん[若者・青年]、ふりむん[馬鹿者]、すぐりむん[優れた人]、ふーがわいむん[風変わりな人]、しかむん[臆病者]、がんじゅーむん[丈夫な人]、んじゃりむん[乱暴者]、ふぃんすーむん[貧乏人]、はごーむん[卑しい人]

[人・者]としての意味以外に、
もの・物としての“むぬ/むん
食べ物としての“むぬ/むん
物事としての“むぬ/むん
があります。

◇関連語

わったー・むん play
[うちの者 → 配偶者のこと]
うっと[夫]、とぅじ[妻]という言い方もありますが、第三者に対して配偶者のことをいう“くだけた”言い方になります。話の内容では、[自分たちの物]という意味にもなりますよ。

わか・むん
[若者]
老人、お年寄りは、「とぅすい」といいます

がんじゅー・むん play
[頑丈な者、健康な人]

むん・ないん
[一人前の人間になる、立派な人になる]

◇例文

まーぬ、むん・が play
[どこの者か?]

なま・ぬ、わかむん・ちゃー・や、ならんしが play
[今の若者たちは、ダメだ]
年配の方が、役に立たないという意味を込めていう愚痴になります

わったー・むん・やー、でーじ・ゆんたくー play
[うちの者(妻)は、とてもおしゃべり!]

あれー、いっぺー・がんじゅー・むん・やさ play
[あの人は、とても健康で丈夫だよー]

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

うちなーんちゅ[人・者]ということから、“沖縄人”自体の言い回しについて考えてみました。
うちなーんちゅ :沖縄県民、沖縄の人。
しまんちゅ :“島人”で、沖縄の人を意味する。
琉球人 :旧琉球王国の住民としての言い方。
オキナワン :アメリカ人はアメリカンにならって、沖縄人はオキナワン。
沖縄から移住した人をハワイで呼んでいたようです。
レキオス :ポルトガル語で、琉球人のこと。(琉球王朝時代の頃)

アウトドア&スポーツ ナチュラム

Hotels.com【海外・国内ホテル予約サイト ホテルズドットコム】




どぅーちゅい

[自分一人、ひとりだけ]

どぅーちゅい=一人だけ「どぅー」[自分]+「ちゅい」[一人]で、自分一人という意味になります。
似たような使い方で、
「わんちゅい」[俺一人、俺だけ]
「いゃーちゅい」[おまえ一人、おまえだけ]
も、よく使われる“うちなーぐち”(沖縄方言)ですが、あまりいい表現ではないですね。

◇関連語

どーちゅい・あしび play
[ひとり遊び]

どぅーちゅい・あっち
[一人歩き]

どぅーちゅい・ばい play
[ひとりで行動すること]

どぅーちゅい・むにー
[独り言、ひとりごと]

どぅーちゅい・むん play
[仲間はずれ、独り者、独身]

どぅーちゅい・われー
[ひとり笑い]

◇例文

どぅーちゅい、へーべーとぅ、いちゅたん play
[一人だけ、早々と行きよった]

あぬ・わらばー・や、どーちゅい・あしび・そーん play
[あの子どもは、ひとり遊びしている]

どぅーちゅい・あっちっし、まーまでぃ・いちゅん play
[一人歩きして、どこまでも行く]

ふりむん・ぐとぅ、どぅーちゅい・むにー、さんけー play
[きちがいのように、独り言はやめておけ]

どぅーちゅい・むのー、とぅし・とぅいねー、さびっさん・よー play
[独り者は、年取ったら、寂しいよ]
むん+やー → “むのー”に言いやすく変化する

あれー、どぅーちゅい・われー・ぬ・うふくなとーん play
[あれ(彼)は、一人笑いが多くなっている]

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

どぅーちゅい・むにー=ひとりごとここでは、“どぅーちゅい・むにー”「独り言」にスポットを当てていきます。
“どぅーちゅい・むにー”している人をみると、なんか、ちょっと危ない人?と思ってしまいます。

しかし、勉強や仕事に集中している“どぅーちゅい・むにー”は、内と外との自分との対話をすることで、自己肯定感を感じ、自尊心を保つことに繋がっているそうです。「あれっ?こんなかな?」「あっ、そうか」「ばっぺーた」[間違えた]「上等ー!」・・・などの“どぅーちゅい・むにー”で、自分をキープしていると思って、多少は目をつぶってあげましょう。
ただし、無意味な独り言を続ける人には注意しましょう。

◇YouTube

アウトドア&スポーツ ナチュラム

デル株式会社




どぅー

[自分、自分自身、本人、身体]

どぅー=自分自身漢字表記では胴体の“胴(どう)”となっていて、身体、自分自身という意味になります。

「どぅー」と似た言葉で、「わん」[俺]がありますが、少しニュアンスが違います。
「わん」は、本当に自分で自分を指す“うちなーぐち”(沖縄方言)。
「どぅー」は、他人が「あなた自身が~」の感じで“自分のこと”をさします。

具体的に言いますと、
「わー・むん」は、Aさん自身の発言で、自分のものだと主張しているわけです。
「どぅー・ぬ・むん」は、他人のBさんの発言で、Aさんのものだよと言っていることになります。
「どぅーのことは どぅーでしないと!」と、親はよく言いますね。

◇関連語

どぅー・ぬ・とぅじ play
[自分の妻]

どぅー・がってぃ
[自分勝手、身勝手な者]

どぅー・かんげー play
[自分だけの考え、独断]

どぅーくる
[自分で、自分自身で]

どぅーなー play
[自分たち、めいめい](複数形)

どぅーなーくる
[自分たちで、めいめいで]

◇例文

どぅー、がんじゅーさ・しみそーりよー play
[身体を、頑丈(健康)でいてね → 身体を大切にしてね]
病人やお年寄りへのいたわりの言葉

どぅー・ぬ・んまりじま、まーやが play
[自分の生まれた島(出身地)は、どこですか?]

どぅー・ぬ、むん・さー play
[(相手に対して)自分のものだよ]

どぅーが、ちばりよー
[あなた自身が、がんばれよ]

どぅー・ぬ、はなしばかり・さんけー play
[自分の話ばかりするな]

どぅーくる・あっちゅん
[一人で歩く]

どぅー・ぬ・くとぅ、どーくる・かんげーれー play
[自分のことは、自分自身で考えなさい]

ありがー、どぅーくる・むどぅてぃ・ちゅーん play
[あれ(彼)は、自分で戻ってくる]

どぅーなー・や、あしろーてぃ、わったーんかい・しみーん play
[自分たちは遊んでいて、我々にさせている」

どぅーなー・ぬ・かんげーん、ちちみそーれー play
[我々の考えを聞いてください]

どぅーなーくる・しぇー play
[自分たちでしろ](強い命令)

うやが・いしぇー・ちかん、どぅーがってぃ・びけーん・し、ないしぇー・あらん play
[親が言うのはきかない、身勝手ばかりしてはいけない]

どぅー・かんげー・びけーん・し、ちゅんかい・うしちきーん play
[自分の考えだけで、人に押しつける]
ちゅ=人
~んかい=~に
うしちきーん=押しつける

どぅー・ぬ・くとぅ・かんげーてぃる、ちゅぬ・くとぅ・かんげーる play
[自分のことを考えてから、人(他人)のことは考える]

ちゅ・ぬ・くとぅ・や、どぅー・ぬ・くとぅ play
[人のことは、自分のこと]
他人に起こった出来事は、自分のことと考えよ
「人の振り見てわが振り直せ」と同じような意味のことわざ(黄金言葉)です。

◇うちなーぐち・沖縄方言・手動連続再生

うちなーぐち・ウチナーグチ・沖縄方言・手動連続再生

◇メモ

自分自身とは?自分自身のことは、わかっているようで意外とわかっていないものです。自分らしくない自分、こう見られたい自分、自分でも知らない自分・・・・いろいろな自分がいると思いますし、人生について考える時、自分が本当にやりたいことは何か、どういうことに「幸せ!」を感じるのか、人生に望むものは何か・・・・自分の本質を知ることは難しいと思います。

中国思想家“老子”の言葉に、
他者を知ることは知恵。自分を知ることは悟り。
とあります。“悟り”・・・開けるだろうか・・・。

デル株式会社


にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 沖縄県情報へ