黄金言葉 – 沖縄の心(しまぬくくる) 「うちなーぐち・ウチナーグチ・島言葉・沖縄方言」の紹介


[くがに・くとぅば]

くがに・くとぅば(黄金言葉)“うちなーぐち”(沖縄方言)の紹介サイトとして開始して、はや10ヶ月が経過してました。挨拶・会話で使われる言葉を中心に伝えてきましたが、一つのコーナーとして、“くがに・くとぅば”(黄金言葉)を、ちょくちょく紹介していきます。

『命どぅ宝』 (ぬち・どぅ・たから)

『行逢りば 兄弟』 (いちゃりば・ちょーでー)

『家習れー 外習れー』 (やーなれー・ふかなれー)

沖縄ではよく聞かれる“うちなーぐち”(沖縄方言)ですが、これらの言葉が、“くがに・くとぅば”(黄金言葉)と言われることをまったく知りませんでした。
(“うちなーんちゅ”として、40数年も住んでいるのに・・・)

“くがに”とは、黄金の「こがね」のことですが、諺(ことわざ)を「黄金言葉」という表現にする昔の“うちなーんちゅ”は、大胆だなと思いました。

沖縄の風土“くがに・くとぅば”(黄金言葉)は、沖縄独特の風土のなかで、祖先の知恵と体験の中から生まれてきた“うちなーぐち”です。
“うちなー”で“うちなーんちゅ”のために、語り継がれてきた知恵と教訓がつまった言葉で、学問的な諺(ことわざ)ではなく、親が子供を戒める為に使う言葉であったり、人と人との関係、地域社会で培われた「教え」の言葉になっています。

言葉は、「言霊(ことだま)」

その意味“ちむぐくる”[心・精神]を理解し、“うちなーぐち”を通して、未来を担う子ども達に伝えたい言葉です。