がんじゅーい – 沖縄の心(しまぬくくる) 「うちなーぐち・ウチナーグチ・島言葉・沖縄方言」の紹介

 

[元気ですか? 元気ね~]

がんじゅーい「がんじゅー」というのは、[頑丈]と同じで、つまり健康とか丈夫なことを意味する“うちなーぐち”(沖縄方言)です。

「がんじゅーい」は問いかけになっていて、日常的な挨拶として使われています。来客などに対して「がんじゅーさ・そうてぃ」と言うと、[元気だったねー]と迎入れる言葉となりますし、帰る際に「がんじゅうさ・しよー」というと、[いつも元気でいなさいね]と別れの時のあいさつとして使われます。出逢いも、別れも、相手を気遣う暖かみのある挨拶です。

また、「がんじゅーむん」で、頑丈者(がんじょうもの)となり、健康で丈夫な人のことを言います。

◇例文

あい、がんじゅーい play
[あら、元気ね~]

がんじゅーさ・そうてぃ
[元気だったねー] (迎入れる挨拶)

がんじゅうさ・しよー play
[いつも元気でいなさいね] (別れの挨拶)

ちゃー・がんじゅー・やてぃー
[いつも元気ですか?]

ちゃー・がんじゅー・やみせーみ play
[いつもお元気でいらっしゃいますか?]
(目上の方に対しての丁寧な言葉)

ちゃー・がんじゅー・どー play
[いつも元気ですよ]

あれー、いっぺー・がんじゅーむん・やさ play
[あの人は、とても健康で丈夫だよー]

ちゃー・がんじゅー・しみそうれー

がんじゅーい[いつも元気でいてください]
この言葉は、是非、親の方は子供に教えてください。おじー・おばーへの一番の孝行になりますよ。特に、3,4歳の孫からかわいく言われたものなら、おじー・おばーが知り合いに自慢するぐらいの喜びようであると思います。「敬老の日」前には、孫の大特訓ですね!