しまくとぅばの日 -2013- – 沖縄の心(しまぬくくる) 「うちなーぐち・ウチナーグチ・島言葉・沖縄方言」の紹介


9月18日は、しまくとぅばの日

しまくとぅばの日『しまくとぅばの日』は、沖縄方言を推奨するための珍しい条例で平成18年(2006年)に定められた記念日です。毎年9月18日。9月18日は、で9、とぅで10、で8という語呂合わせになっています。「しまくとぅばの日」に関連する事業やイベントが、いろいろ行われています。

「しまくとぅば」と「うちなーぐち」の違いについて考えてみます。
直訳すれば、“しまくとぅば”島の言葉“うちなーぐち”沖縄語です。沖縄の言語は総称して琉球諸語と言われ、地域によって6つに分類されています。北から、奄美語、国頭語、沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語の6つで、それぞれが別の言語であり、沖縄語(うちなーぐち)はそのうちの1つにすぎません。

沖縄でいう「島(しま)」は、宮古島、与那国島・・・という意味の「島」より、集落・出身の村・故郷という意味の「島」が強くあります。沖縄県の条例ですから、離島を含めた沖縄全域を考慮して、「うちなーぐちの日」ではなく、「しまくとぅばの日」としたんですね。

私“なつかシーサー”の感覚としては、「うちなーぐち」のほうが親しみやすいですが、「しまくとぅば」もますます使われるようになって、これからの子供の世代の感覚では、「しまくとぅば」がメジャーになっているかもしれませんね。

ちなみに、このサイト“沖縄の心(しまぬくくる)”は、那覇を中心とした“うちなーぐち”を紹介していますよ。

しまくとぅば五十音表

しまくとぅば五十音表沖縄県が「しまくとぅば五十音表」作成 学校などへ配布 (2013年9月1日 琉球新報より)

子どもたちに、しまくとぅば(琉球諸語)に親しんでもらおうと、県文化振興課は8月31日までに、しまくとぅばの五十音表を作成した。日本語の五十音それぞれの言葉から始まる日本語の単語について、本島北部、南部、宮古、八重山、与那国のしまくとぅばに訳した言葉を載せている。県によると、県内各地の言葉で作った五十音表は初めてとみられる。

例えば「あ」の項目では、日本語の「あたま」について、「チブル」(南部)、「ッチブル」(北部)、「カナマズ」(宮古)、「チィブル」(石垣)、「ミンブル」(与那国)と記し、各地のしまくとぅばを紹介している。

 

沖縄県文化振興課の方~、せっかく作成したものなので、「しまくとっば」普及を考えるなら、沖縄県HPにでも、pdfファイルでアップしてもらえないでしょうか?
できましたら、A3版、A4版あれば、なお、グッドジョブですよ!
さらに、2次配布も、OKにしてもらえると、ありがたいです~。
「しまくとぅば県民大会」の会場にて、「しまくとぅば五十音表」いただきました。